専城乳児保育園 ~子ども達の「今の気持ち」と「今の発達」に寄り添う優しさを大切にしています。~

理念ブログ

雑草

2019年3月24日

 ようやく日一日と春めいてきました。この季節では、色んな花々が楽しめるので嬉しいですが、反面、暖かくなると雑草に悩まされるようにもなっていきます。

 先日、その雑草について面白いお話しを聞きました。雑草にたいする感情は、外国と日本では大きく異なるのだそうです。外国では、雑草は邪魔者以外の何ものでもなく、単に駆除の対象でしかないそうです。

 それに対して、日本では、完全な悪者扱いはされず、厄介ではありますが、その強い生命力は、一目置かれる存在です。雑草の種類によっては、その強い生命力、繁殖力にあやかって、代々絶えずに繁栄するようにと家紋になっているものすらあるそうです。

 また、日本では、「雑草魂」という言葉まであります。この言葉は、不屈の精神、粘り強い、注目されない所でも地道に努力するなど、肯定的な意味で使われています。

 この様に、私たちにとって雑草とは、踏まれても、踏まれても立ち上がるといったイメージを持っていますが、実際には、踏まれた雑草は、立ち上がらないそうです。

 というより、踏まれることを前提に進化してきたのが雑草なのだそうです。ハコベやオオバコは、種がゼリー状になっていて、人や動物に踏まれることによって、自分の遺伝子を拡散させているのだそうです。

 雑草にとっては、踏まれることは試練でも逆境でもなく、ありうる状況にすぎないのです。踏まれてもけなげに生きているじゃなくて、自ら望んで踏まれることが勢力を伸ばす方法なのだそうです。

 倒されたり、踏まれたりする姿を「かわいそう」とか「頑張っている」と考えるのは、私たちの勝手な思い込みなのだそうです。

 私たちは、子育てでもこれと同じ事をしていませんか?ついつい「この子はこんな子」と自分の勝手な先入観で子どもに接して、その子の本当のよいところを見逃してしまってはいないでしょうか。お互い気を付けたいものです。

 専城乳児保育園では、一人ひとりのその子の“今”のありのままの姿をしっかりと受けとめて関わっていく保育を心がけています。

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