専城乳児保育園 ~子ども達の「今の気持ち」と「今の発達」に寄り添う優しさを大切にしています。~

理念ブログ

スマホに頼る子育て

2019年11月11日

 今、私たちの生活にスマホやインターネットは欠かせないものとなっています。知りたいこと、調べたい事があれば、スマホやネットで検索すれば、情報が湯水のようにあふれ出てきます。ネットでたいていの用事が済むようになり、大変便利な世の中になりました。

 しかし、先日受けた研修会で、その便利さが子育てにおいて落とし穴となるといことをお聞きしました。

 NPO法人「子どもとメディア」の常務理事、古野陽一先生によると、乳幼児期の子育てで親御さんが「子育てのわからないこと」を検索すると、たくさんの情報が出てきますが、その中から正しい情報を選ぶには、子育てに関する専門的な知識が必要となります。

 その為、結局親御さん方は、自分が信じたい情報を選んでしまうのだそうです。もしそれが誤った情報なら、場合によっては子ども(特に赤ちゃん)の命に関わってくることもあるので、危険な面があるそうです。

 また、スマホで情報を調べているだけでも、自分が思っている以上に長い時間を費やしてしることが多く、その間赤ちゃんから目と心が離れてしまっていることも問題なのだそうです。

 たいていの用事がスマホ、ネットで済ませられる便利な生活は、裏を返せば、直接人に会ったり、声を出して会話する機会の激減を意味します。それはそのまま、乳幼児期の子どもが言葉を獲得する大切な機会を失わせていることなのだそうです。

 さらに、子育てのことを直接人に聞かなかったり、相談しなかったり、頼らなかったりしていくと、気が付けば「孤立した育児」、「ワンオペ育児」になっていることも多いそうです。

 古野先生曰く、「子育てのわからない」はとにかく人に聞く、頼ることが大事だそうです。専門的なことなら、医師、助産師、保健師、保育士などに聞く。日常的なことなら親や子育てしている友人や子育てを経験した周りの人に聞く。

 何より人と話す(直接会ってでもいいし、電話でもOK)。そうすることによって、疑問もすぐ確かめられるし、その話した人も一緒に考えてくれるし、あなたと同じ大変さを経験した人が助けてくれることさえあります。

 「どんなにネットが便利になっても一人で子育てはしてはいけません。スマホに頼る子育ては、あなたの負担が大きくなるだけでなく、子どもが人とであわなくなることが何よりも問題なのです」と古野先生は語っておられました。

 専城乳児保育園では、皆さんの子育てに少しでも力になれればといつも思っています。

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