専城乳児保育園 ~子ども達の「今の気持ち」と「今の発達」に寄り添う優しさを大切にしています。~

理念ブログ

話したいことがある生活、話したい人がいる生活

2020年8月18日

 人間としての基礎の段階である乳幼児期に、子どもは直立二足歩行、言葉、摂食、基本的信頼感など、様々な基本的な発達を獲得していきます。

 それらの中、特に言葉について、大阪大谷大学教育学部教授の長瀬美子先生は、

 「私は、言葉が育つためには、二つのことが大事だと思っています。一つは豊かな経験です。言い方を変えると、話したいことがある生活になっているかどうかです。心が動き、自分から挑戦し、達成した喜びのある生活をしているかどうか、話したいことがある毎日になっているかどうかです。

 乳児であれば、まとまった形ではないですが、使える短い言葉や単語を駆使しながら、今日あったことを一生懸命伝えたいと思う、話したいことがあるという生活になっているかどうかです。

 そして、言葉は話したいことがあるだけでは育っていきません。聞いてくれる人がいないと育っていきません。つまり、もう一つは話したい人がいる生活になっているかどうかです。

 乳児はまだまとまった言葉は出ないかもしれませんが、楽しいということを共感してくれるような信頼できる保育者がいることで、言葉の前の言葉から子どもたちは豊かになっていくと思います」と言われています。

 専城乳児保育園では、園の諸行事や、日々の保育や外遊び、野菜の栽培(食育)での様々な体験を通して、子ども達の好奇心を刺激しています。

 そして、保育士は、子どもとの信頼関係の中で、一人ひとりの“今”にしっかり寄り添いながら、子ども達に「話したいことがあるという園での生活」、「話したい人がいるという園での生活」を送ってもらえるように、一所懸命保育に取り組んでいます。

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