専城乳児保育園 ~子ども達の「今の気持ち」と「今の発達」に寄り添う優しさを大切にしています。~

理念ブログ

二つの知能

2022年4月18日

 新年度が始まって2週間余り、子ども達もそれぞれの新しいクラスにずい分慣れてきたようです。

 新型コロナの感染者数が高止まりの状態が続いていますが、職員一同これまで通り、しっかりと感染対策を行いながら毎日保育に取り組んでいます。

 有難いことに、専城乳児保育園では経験豊富な先生方が多く在籍して下さっています。特に当園は乳児専門の保育園という性格上、多くのベテランの先生がいて下さることは本当に助かっています。

 英国の心理学者、レイモンド・キャッテル教授によると、私達には「流動性知能」「結晶性知能」という二つの知能を持っているのだそうです。

 「流動性知能」とは、素早い判断や大量のデータに対応することができる知能のことで、10代後半から20代前半でピークに達し、徐々に減退していきます。この能力は、機械でも代替可能なのだそうです。

 それとは異なり、30代から40代以降に高まり、加齢による減退も少ないのが「結晶性知能」といわれるもので、これはこれまでの経験を元に築かれた体系的思考や既成概念にとらわれない思考のことを言うそうです。この知能は技術による代替が難しいものなのだそうです。

 レイモンド教授によると、「私たちの経済、社会には両方の知能が必要だが、ロボットが代替できない思考を持つ中高年の人々を十分に確保することが大切であり、若者と中高年が一緒に働けば、生産性も高まる」のだそうです。

 ベテラン保育士の先生は、現場の保育における経験はもちろん、子供への関わりや保護者の方々とのコミュニケーションの取り方など、若い保育士の先生がお手本にしたいと思うものをたくさん持っています。その為、若い先生の成長にもいい影響を与えてくれます。

 また、保護者の皆さんにとっても、経験豊富な先生方がいて下さるのは、子どもを預ける上で、より安心感や信頼感が持てるのではとも思います。

 園長が「先生方は私の宝」と言っていますが、この園は、保育士という職種のみならず、ここで働くすべての職員に恵まれていると感じています。

 専城乳児保育園では、これからも、若い先生やベテランの先生を含めそれぞれの良い面を生かしながら、心を一つにして共に子ども達の為に保育に取り組んで行ければと思っています。

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