専城乳児保育園 ~子ども達の「今の気持ち」と「今の発達」に寄り添う優しさを大切にしています。~

理念ブログ

毎日の食事を大切に

2022年4月30日

 最近面白い記事を目にしました。私達の寿命を決めるカギは、“リン”にあるのだそうです。

 リンとは、骨や歯、細胞膜を作るさいに必要なミネラルのことで、エネルギーを生み出すときにも使われているそうです。

 一方で、リンが体内に過剰に増えてしまうと、血管の石灰化や、動脈硬化を引き起こし、リンを体外に排出する大事な臓器である腎臓も傷つけ、全身の老化が進むのだそうです。

 近年の研究で、血中のリン濃度が高い動物ほど寿命が短いこともわかっていますし、血中のリン濃度が高い人は、低い人に比べて7倍も死亡率が高くなるともいわれています。

 適正なリンの摂取量1日580㎎のところ、現代人の食生活では1600㎎も摂取しているそうです。

 しかもこの数字には、食品添加物に含まれるリンは計算されていないので、食品添加物に含まれる量まで考えると、私達は、毎日大量のリンを摂取していることになるというのです。

 だから、リンを多く含むインスタント食品や清涼飲料水など、食品添加物の多い加工食品を極力控え、手作りの食事を多くとることが、身体に優しく老化を進行させない食生活になるのだそうです。

 保育における食育の基本も、「毎日の食事」です。栄養士によってカロリーや栄養のバランスを計算された献立表を基に、毎日新鮮で衛生管理された食材を使い、様々な調理法を組み合わせながら、子ども達の成長、発育に合わせた調理士の心のこもった手作りの食事(離乳食や幼児食など)を提供しています。

 また、子ども達が食への興味が高まるように、盛り付けを工夫したり、ワンプレートなど器を変えたり、ビュッフェ形式など提供の仕方を変えたり、花の季節にお花見がてらお外でおやつなどを食べたりと保育士や調理士はいろいろとアイデアを出しています。

 さらに、給食の時、保育士は子どもの様子をみながら、「おいしいね」とか「いいにおいがするね」とか「これ保育園でとれた〇〇だよ」とか「よく噛んでね」とか「上手に食べられたね」とかさりげなく、子ども達が食への興味がわくような言葉がけを必ずしています。

 保護者の方から「保育園では完食となっていますが、家ではなかなか食べません」などとよく言われます。保育士に見守られながら、仲のいいお友達とみんなで一緒に楽しく食べる給食は、自然と食欲も湧いてくるのかもしれません。

 お仕事や家事、育児に追われている皆さんには、時間的な余裕がないかもしれませんが、出来るだけ手作りの食事を心がけ、お子さんと語り合ったり、言葉かけをしながらの家族の団らんを大切にして下さい。

 その家庭の味や、食べることは楽しいという体験が、食への関心へとつながり、しっかりと食事をとるという習慣も身に付いていきます。それが後々、その子の心身の健やかな成育にもつながっていくのです。

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